トルコ周遊10日間ツアー

東西文明の交差点に位置する魅惑の国



今回は友人3人でシルクロードのアジアとヨーロッパの交差点に位置する、4000年以上の歴史を誇るトルコへ10日間のツアーへ参加しました。 イスラム教徒が多数を占め、政教分離の国で、近年、急成長を遂げ、EUへの加盟を目指しているトルコ。 親日的な国民が多く、気さくな人柄で親しみやすい国民性はすぐにトルコファンになってしまいます。 ちょっと神秘的で魅惑たっぷりのトルコツアーの見どころを皆さんにご紹介します。

◆ツアー日程:2018.11.13~2018.11.22

▲トルコ周遊10日間ツアーマップ(線がツアーコース)

◆◆ ツアー〈1日目〉 ◆◆

●中部国際空港・エティハド航空0889便:21:25発アブダビへ出発。



◆◆ ツアー〈2日目〉 ◆◆

●06:20 UAEアブダビ空港着、乗り継ぎ。08:55イスタンブールへ出発。

▲UAEアブダビ空港のロビー


●13:10 イスタンブール到着。ツアー一行29名はバスで観光へ

  ▲イスタンブール空港の到着ゲートからバスで観光へ


 

●バスを降りてトプカプ宮殿へ向かう。

  ▲トプカプ宮殿へ向かう道路で、気軽に声をかけてくるトルコ人


◎トプカプ宮殿      フォトムービー

15世紀に支配したオスマン朝の支配者の居城として建設され、敷地内には庭園、教会、ハレム(側室の女性たちの部屋)などがあり、当時の中心地として栄えていた。

 

▲トプカプ宮殿の皇帝の門(左)、敷地内の庭園(右)


●次の目的地、プルサへバスで移動(約165Km/3時間)

 

 

イスタンブールの街中(左)、海峡にかかるボスボラス大橋(右)

 

●18:50プルサ着、アルミラホテル(泊)


◆◆ ツアー〈3日目〉 ◆◆

●ホテル出発、ジュマルクズクへバスで移動(約10Km/20分)

 

◎世界文化遺産の村、ジュマルクズク(散策)    フォトムービー

ジュマルクズクはブルサの町の中心部から10kmほど東に移動したウル山の麓にある小さな村落。昔ながらの生活を今も続ける街。石畳に沿って100年以上の歴史ある古民家が並ぶ。手作りのお土産を扱う店が多く、週末となると多くの観光客でにぎわう。

 

ジュマルクズク村の路地(左)、土産物で売られる手作りの民芸品(右)

 

土産物を売る村の婦人(左)、様々なパンが並ぶ村のパン屋さん(右)


●バスで再びプルサへ移動

◎世界遺産(プルサ市内観光)

◎ウル・ジャミ     フォトムービー

ウル・ジャミは1228年に建てられたイスラーム建築の傑作。驚くほど華やかで贅沢な3つの門が見事。現在も毎日5回の礼拝時には信者が集う神聖な場。内部にある清めの泉亭はモスクとは思えないほど豪華だ。

 

ウル・ジャミ正面入り口(左)、建物の中にある泉亭(右)

◎イェシル・ジャミ

内部がライトグリーンのタイルで装飾された、緑のプルサの象徴といえる建物。青みがかったタイルの素晴らしさは目を見張る。オスマン朝初期の寺院建築の傑作といわれている。

  

建物内のミフラープの見事なタイル装飾


◎コザハン     フォトムービー

すぐそばにはかつての隊商宿だったコザハンがある。石造りのレトロな造りが雰囲気満点。この中庭の周りにシルク製品の店が立ち並ぶ。

▲隊商宿だったコザハンの中庭(左)、多くのシルク店が並ぶ建物内(右)


●昼食後、イズミールへ(約330Km/4時間)移動

●17:00ホテル着、ヒルトン・イズミール(泊)


◆◆ ツアー〈4日目〉 ◆◆

●ホテル出発、エフェソスへ移動(約90Km/1時間15分)


◎世界遺産、エフェソス遺跡(アルテミス神殿)観光   フォトムービー

小アジア最大の古代遺跡群。ギリシャ時代には小アジア最大の都市国家として君臨した。当時の繁栄ぶりを伝える数々の遺跡を見学し、古代の人々の生活に思いを馳せてみると興味深い。野外劇場、図書館、浴場、公衆トイレの跡なども見られる。

 

2階建てのケルスス図書館(左)、今も使われている大劇場(右)

 

勝利の女神ニケのレリーフ(左)、当時の水洗トイレ(右)

 

遺跡を守る?ノラ猫たち。観光客の撮影にもポーズをとってくれる。


●昼食後、パムッカレへ移動(約200Km/3時間30分)


◎世界遺産 パムッカレ観光    フォトムービー

パムッカレは「綿の城」という意味を持つ国内有数の温泉保養地。珍しい石灰棚は世界遺産に登録されている。また石灰棚を望む丘の上にはベルガモン王国やローマ時代の遺跡が広がっている。 

◎石灰棚

台地上部から流れ出た石灰成分が長い年月をかけて段々畑のような棚状に台地を覆ったもの。夕暮れ時はピンクに染まり絶景だ。

  

▲石灰棚に温泉が流れていて、観光客は裸足で入る。夕暮れ時はピンクに染まり絶景だ。


◎ヒエラポリス遺跡

 

▲紀元前190年の都市遺跡。ベルガモン王エウメネス2世によって建造。


●ホテルへ移動、17:30 ホテル着、リーカスホテル(泊)


◆◆ ツアー〈5日目〉 ◆◆

●ホテル出発、コンヤへ(約410Km/5時間30分)

●昼食後、コンヤ市内観光へ


◎コンヤ市内観光

コンヤは11~13世紀にセルジューク・トルコの首都が置かれていた町で、全盛期には政治・文化・芸術の中心として栄えた。

 

▲コンヤの町の繁華街。大勢の人々でとても賑やかだ。

◎メヴラーナ博物館

旋舞教団として有名なメヴラーナ教の始祖メブラーナが祀られ、現在は博物館として一般公開されている。青線のタイルで飾られた霊廟の塔が目を引く。

 

▲メヴラーナ博物館(左)、ムハンマドのあごひげが入った箱(右)

 

▲教団の装飾写本が展示(左)、博物館を見学していた地元の子供(右)


◎インジェミナーレ神学校

インジェ・ミナーレとは「細い尖塔」の意味で、13世紀中頃にイスラム教の神学校として建てられた。現在はイスラム関連の彫刻を展示する博物館として公開。

 

インジェ・ミナーレ神学校


●見学後カッパドキアへ移動(約230Km/3時間)

18:30 ホテル到着。洞窟ホテル、エムディーシ(泊)

▲洞窟ホテルへの入り口(左)、洞窟とは思えない立派な部屋(右)



◆◆ ツアー〈6日目〉 ◆◆

●ホテル出発、世界遺産カッパドキア観光へ

◎世界遺産カッパドキア観光     フォトムービー

カッパドキアとは首都アンカラを中心とする中央アナトリアの地方名称。太古の昔、火山の噴火によって堆積した溶岩や火山灰が、長い年月の間に侵食されてできた奇岩群は圧巻。


〇デブレント(ラクダ岩) 〇ユルギュップ

 

▲ラクダの形をした奇岩スポット(左)、三人姉妹の岩(右)

 

▲ユルギュップの「妖精の煙突」といわれる奇岩


◎カイマクル地下都市

まるで蟻の巣のように地下へと延びる巨大地下都市。地下8階の深さで5,000人以上の人が地下で生活できたと推定されている。イスラムきょとの迫害から逃れてキリスト教徒たちは地下へと身を隠したといわれている。

▲迷路のような穴が多数ある地下都市。通路は一人が通るのが精一杯の広さ。

 

●昼食後、ギュゼルユルト村へ移動


〇ギュゼルユルト村散策

ギョレメから約90キロ西南にあるギュゼルユルトは、かつてオスマン帝国前にギリシャ人が住んでいた村です。この村には、独自の地下都市や、モスクに変えられた教会などがあります。第一次世界大戦後にこの村に住むギリシャ人がギリシャへ戻り、ギリシャに住んでいたイスラム教徒がこの村に住んだのち、ギュゼルユルト(Guzelyurt=美しい家)と名付けられました。

 

▲ひっそりと昔ながらの暮らしを続ける村(左)、モスクに替えられた教会(右)


1900再び洞窟ホテル、エムディーシに戻る。(泊)



◆◆ ツアー〈7日目〉 ◆◆

●ホテル出発、世界遺産カッパドキア観光へ

◎世界遺産 カッパドキア観光

◎ギョレメ野外博物館

古代ローマ時代、この地区でキリスト教徒が岩を掘って住み始め、岩の中に数多くの洞窟教会を造って信仰を守り続けた。教会の内部にはフレスコ画が今でも残っている。

 

▲岩の中に数多くの洞窟教会がいも残るギョレメの谷


●昼食後、カマン・カレホユックへ(約160K/2時間)

●途中、トルコ絨毯専門店に立ち寄った。


◎トルコ絨毯見学

トルコ絨毯はヘレケと呼ばれ、世界で最も高品質で芸術性が高いといわれています。糸の細いシルクを使っており1枚を織るのに数か月かかるというだけあって、値段も数百万円から1千万円以上するものも珍しくない。

 

▲絨毯を織る織子の実演(左)、出来上がった商品の即売会(右)



◎カマン・カレホユック遺跡観光    遺跡紹介動画

カマン・カレホユック遺跡は首都アンカラから南東約100 km、カマン町から東約3 km、国道260号線の直ぐ南側に位置しています。 直径280m、高さ16mのアナトリアでは中規模の丘状遺跡です。 日本の資金援助により1985年に予備調査を行った後、1986年、三笠宮崇仁親王殿下に最初の鍬入れをして頂き、以後、学術発掘調査を継続しています。

 現在、アナトリア考古学博物館が現地にあり、これまでの発掘調査で見つかった4文化層(オスマン/ビザンチン、鉄器時代、後期・中期青銅器時代、前期青銅器時代)、さらに銅石器時代、新石器時代の遺物も確認されており、展示場で見学ができます。

  

アナトリア考古学博物館(左)、遺跡の説明をされる大村幸弘所長(中央)

▲日本の無償援助で建設したことを記した博物館にある石碑(右)

●アンカラへ移動(約120K/1時間30分)

 1800ホテル到着。ステイソテル・アンカラ(泊)

 

◆◆ ツアー〈8日目〉 ◆◆

●ホテル出発、イスタンブールへ(約450K/6時間)

 昼食後、世界遺産イスタンブール観光へ


◎世界遺産イスタンブール観光   フォトムービー

「ヨーロッパとアジアの架け橋」、このキャッチフレーズは地球上でただ一つイスタンブールだけに許された言葉である。 東西文明の接点イスタンブールは、ボスボラス海峡によってヨーロッパ側とアジア側に分かれている。

▲イスタンブールの見どころマップ


◎ブルー・モスク

オスマン帝国が栄華を誇った17世紀はじめにアフメット1世によって建てられたイスラム寺院。ドーム内部に飾られた青い花柄のイズニック・タイルとステンドグラスの光があまりにも美しいことからブルー・モスクと呼ばれている。

○アヤソフィア

ビザンチン帝国時代の360年、コンスタンティヌス2世によって建てられたキリスト教の聖堂。偶像崇拝を禁止するイスラム教の教えによりモザイク画などは漆喰で塗りつぶされていたが、トルコ共和国時代に入り、大修復で昔の姿をほぼ取り戻した。

  

▲ブルー・モスク(左)、青い花柄のイズニック・タイルとステンドグラス(右)

 

    ▲広々としたブルー・モスクの内部(左)、アヤソフィア(右)

●観光を終え、ベリーダンスショー(下写真)を見ながらレストランで夕食

 


 2300ホテル到着。ウィンダムイスタンブール(泊)

▲ウィンダムイスタンブールホテルのロビー(左)

泊まった部屋は応接室、寝室など3部屋もあるスイートルーム(右)



◆◆ ツアー〈9日目〉 ◆◆

●ホテル出発、イスタンブール観光へ


◎世界遺産 イスタンブール観光

東西文明のの分岐点、ボスボラス海峡クルーズ    フォトムービー

同じ国でありながらアジアとヨーロッパを分ける南北約31Kmのボスポラス海峡の景色を楽しむ1時間ほどのクルーズ。ツアー最終日にふさわしい風景を楽しんだ。この日はあいにくの曇り空だったが、ブルー・モスクを背景に海峡を行き交う船とカモメの風景はまさにトルコらしい景色だ。ボスボラス海峡は南北に細長く、北は黒海、南はマルマラ海とエーゲ海を繋ぐダーダネルス海峡とあわせて黒海と地中海を結ぶ海上交通や活動の要衝となっている。ボスボラス大橋など3つの橋が架かっている。

 

▲ボスボラス海峡を貸切クルーズ船でツアー最後の観光を楽しんだ


〇ガラタ橋 

ガラタ橋はボスボラス海峡の西側、金角湾に架かり、新・旧市街地を結ぶ2層式のの橋。下層はサバサンドのレストランやカフェが並んでいる。交通量の多い上層ではトラムが走り、多くの釣り人が竿を橋の下へ糸を下ろしている姿は何となくこっけいだ。

 

            ▲ガラタ橋では大勢の釣り人でにぎわう(左)

      ▲橋の下のレストランで食べたサバサンド、美味しく、日本人の口にも合う。(右)

〇エジプシャン・バザール   フォトムービー

1660年に造られたL字型の市場。エジプトからの交易品、主にスパイスや珍しい薬用品を売る店が数多く並ぶ。観光客にも大変人気で、必ず立ち寄る観光スポットになっている。

 

▲大勢の観光客でにぎわうエジプシャン・バザール(左)

▲バザールで売られているロクムという日本のゆべしに似たお菓子。(右)

●空港へ移動。1505発アブダビへ

 2025アブダビ着、2130アブダビ発、帰国の途へ



◆◆ ツアー〈10日目〉 ◆◆

●13:45 中部国際空港着、帰宅へ。

 

 
 

《トルコツアー余談》 

■伝統的なトルコのお菓子「ロクム」

トルコ人は甘いお菓子が大好き

 

ロクムはトルコの伝統的なお菓子の一つです。砂糖にデンプンやナッツを加えて作られ、弾力があり、グミやゆべしのような食感です。トルコでは15世紀くらいから生産が始まったとされ、スルタンたちも好んで食べていました。ロクムは定番のお土産なので、街中や空港でも販売されていますが、おすすめはやはり老舗の「ハジュ・ベキル」というお店のロクムです。


■コーヒーより「チャイ」を好む

街のあちこちにチャイ屋さんがある

トルココーヒーも有名だが、「チャイ」と呼ばれる紅茶がトルコ人に圧倒的に飲まれています。街のあちこちにチャイ屋さんがあり、頼めばお店やオフィスにも運んでくれます。1日10杯以上飲む人も珍しくないそうです。とにかく「チャイ」なしに、トルコ人は生きられないとまで言われるそうです。ガラスのグラスに注いだ熱いチャイ、私も何度か飲みましたが、結構はまるかも。1杯日本円で50円ほどと安いのも魅力。


■トルコ人とイスラム教

どこの町にも必ずモスクがある

 

トルコの町を歩いていても、トルコがイスラム教の国であることを忘れてしまうほどスカーフをかぶっている女性は意外と少ないのです。トルコは1923年の建国以来、政教分離の方針に基づいて国家(政府)と宗教の分離を原則としています。トルコの人々は、イスラムの教えに基づいてとても規則正しく生活しています。早朝、大音響の1回目のアーザン:Ezan(イスラムの祈りの時を知らせるモスクからの呼び声。1日5回ある)で目が覚めます。

※モスクはトルコ語でジャミといいます。丸い屋根は空、尖塔はミナレットといって、国から給料をもらっている声のきれいな人がアーザンを読みます。アーザンとはコーランの序曲で、「お祈りの時間です・・神様一人、神様一人・・・」と時間を知らせているそうです。  アーザン動画


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